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- 治療費について
患者様のお悩みの部位を伺い、口腔内の状態を確認した後に、一度にすべての歯と顎の骨状態を診ることができる歯科用CTにて撮影を行い、全顎的な診断をします。CTから構成した3Dの立体的な画像を見ながら、インプラント治療を行う部位の骨の状態・必要な本数・治療期間および治療費について説明し、後日、お見積もりをご提示します。
なお、インプラント治療の目的は、歯を失った部分に人工の歯を作り、食べ物をおいしく噛めるようにすることですが、同時に残りの健康な歯をいかに長持ちさせるかということも大切なことだと当院では考えております。初診時には、治療部位だけでなくほかの歯についても虫歯や根の病気、歯周病、骨の異常などについて確認を行います。
簡易症例 | 140,000円(税抜) |
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骨がしっかりあり、骨幅・骨量に問題がない場合 | |
難症例1 | 190,000円(税抜) |
骨の欠損が少なく、インプラントの固定が得られる場合 | |
難症例2 | 230,000円(税抜) |
骨の欠損が多く、骨を作らなければインプラントが固定できない場合 | |
特に難しい症例1(骨幅が狭い) | |
適合の悪い義歯を長年使用していたり、歯周病を放っておいたりすると、骨が薄く尖ってしまうことがあります。一番細いインプラントを使用しても骨に納まりきらない場合は、「骨拡大法(大口式)」「スプリットクレスト法」「ブロック骨移植」から、もっとも適した方法を選んで手術を行います。 |
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特に難しい症例2(上顎奥歯の骨が薄いソケットリフト) | 230,000円(税抜) |
特に難しい症例3(サイナスリフト術) | 300,000円(税抜)※片側1ブロック |
上顎の奥歯の歯根の上方に「上顎洞」という大きな空洞があります。 この部分の歯を失うと上顎洞との間の骨が薄くなってしまい、通常ではインプラントを埋入することができません。 そのため、上顎洞内に骨を増生しインプラントを埋入できるよう骨幅を増やします。 この術式は、多様な器具と材料を使用する難易度の高い手術ですので、専門の口腔外科医が行います。 |
インプラント上と義歯内部に特殊な構造を付与し、義歯とインプラントを固定する方法です。 |
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インプラント上部構造(バー、ボール、マグネット) | 80,000円(税抜)※1本 |
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インプラント上義歯(金属床) | 300,000円(税抜) |
特に審美性を重視する場合、一度仮歯をいれていただく場合があります。
また、噛み合わせによって制限はありますが、可能な限り理想とする歯の形態、色を追求したい場合には仮歯を用いて修正を行い、気に入った形になった時点でその仮歯の形を最終被せ物に再現します。
そのほか、欠損歯数が多く噛み合わせが安定しない方に関しても、仮歯を作って安定を図る場合があります。
「インプラントをしたいけれどどうしても手術が怖い」「緊張して血圧が上がってしまう」という方などが、眠ったような状態でリラックスして手術を受けることができます。
麻酔医と看護師がおり、全身管理の機器も揃っておりますので安心して手術をお受けください。
全身麻酔にも対応しております。
障がいをお持ちの方も安心してインプラント治療をお受けいただけます。
治療により噛めるようになったことで安心してはいけません。
インプラント治療は、それを維持することがもっとも重要なことなのです。
インプラントの最大の敵はインプラント周囲炎。インプラント周囲炎とは、歯周病に似た病気で、放置しておくと歯周病菌が繁殖して骨を破壊し、せっかく骨と結合したインプラントを維持することができなくなってしまいます。
やり直しはできますが、患者様にとって身体的にも大きな負担となります。しっかりとした日々のお手入れと、そのチェックを兼ねた定期検診はとても大切なのです。
患者様がお忘れにならないように、お葉書で6ヶ月ごとに定期検診のお知らせをいたします。
お手元に届きましたらご予約をお願いいたします。
当院では院内に技工部門を設けております。
インプラント専門の技工士が常駐しているため、直接患者様の希望をお伺いし、インプラント上部被せ物を作製することが可能です。
100%ジルコニアを使用し作製した一層構造の被せ物です。
割れにくさとコストパフォーマンスにもっとも優れています。
単体での審美性は高いですが、周囲の天然歯(残存歯)に色調を合わせにくいことがあります。
高硬度ジルコニアで土台を一層覆い、その上に透過性のあるセラミックを焼き付けて作製するセラミックの二層構造の被せ物です。
マスキング効果(土台の色透け防止)がありますので色調を調整しやすく、周囲の天然歯に合わせて作ることができます。
透明感が際立ち、審美性にもっとも優れています。
ハリウッドスターや芸能人できれいな白い歯をしている人のほとんどは、この被せ物です。
金を鋳造して作製する被せ物です。
審美性は高くありませんが、金の性質から噛み合わせがなじみやすいといった特徴を持っています。
噛み合うの歯が弱っている方や、噛み合わせが安定していない方、顎関節症の既往がある方に適しています。
※写真ではわかりにくいため、上部被せ物は実際に目で見て確認してからお選びください。
※他院で埋入したインプラントに対して上部被せ物を作る場合、別途費用がかかります。
※金属の価格変動により、料金を改定する場合があります。
インプラントの上部被せ物に使用する歯科材料の比較
ジルコニア | ゴールド前装 | パラ前装 | ハイブリッド | メタルボンド | オールセラミック | |
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審美性 | ◎ | △ | × | ○ | ○ | ◎ |
耐久性 | ◎ | ◎ | ◎ | △ | ○ | △ |
生体親和性 | ◎ | ○ | × | ○ | △ | ◎ |
再現性 | ◎ | × | × | × | × | ◎ |
当院取り扱い | ◎ | ◎ | × | × | × | × |
- ・治療期間の薬代や消毒、経過観察、再CT撮影、確認レントゲン撮影、二次オペ、印象、試適、上部被せ物の修正、保証期間内の修理などは手術料・被せ物代に含まれておりますので、費用はかかりません。
- ・全欠損、もしくは連続した多欠損の場合にはブリッジタイプのインプラントを行いますが、インプラント間の平行性がとりづらい場合、特殊な土台(角度付きアバット)を使用することがあります。その場合、インプラント1本に対し、別途20,000円を頂戴します。
- ・インプラント予定の部位に対する治療には保険が適応できません。抜歯や治療期間中の義歯作製などは自費診療となります。